人間は、体と心と命でできています。英語で言えばBody、Mind、Spirit。ホリスティック医学は、それらを一体にして、人間を丸ごと捉えるもの。がんのように、体だけでなく心や命に深くかかわる病気は、西洋医学以外に、根本的な命・生き方などについても考えなければいけません。私が今の病院で26年間やっているのは、一人一人の患者さんに重ね合わせて体・心・命にはたらきかけ、人間を丸ごと捉えるもの。戦略的に一人一人の人に合った方法を、話し合いながら作っていきます。様々な代替療法を取り入れていく中で、がん治療の中心的な役割を果たすのに使っているのが中国医学です。漢方薬、針灸、食養生、気功の4本柱があり、漢方薬は重要な位置を占めています。患者さんごとに合わせて、色々な生薬を組み合わせて出している。
中でも、抗ガン漢方薬は、しっかりした組み合わせができているものは、患者さんのニーズも高いようです。
西洋医学が、治るか治らないかの結果しか求めないのに対して、漢方薬は心・命にはたらきかけて命のレベルを一歩一歩前進させるもの。医療にはエビデンスが大事ですが、心・命がかかわるものに必要なのはそれだけではありません。食べること、運動することなど、人間の基本的なところから説いていき、そこにサプリメントを加える。そんな積み重ねが大事なのです。 |
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▲ホリスティック医療について講演する帯津医博
▲出席の医師・専門家 台湾大学医学院・王萬波教授、台北医科大学・鄧文炳教授、台湾国家衛生研究所・頼基銘教授、香港大学中医学院・施祖栄教授、帯津三敬病院・帯津良-医博、タイ・オンコロジー大学・Narin
Voravud教授、沙鹿童総合病院・葉啓源医師(研究報告発表順)
▲台湾民主記念館での中華国際癌病康復協会主催・2008がん友の会では気功実演も行った帯津先生
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