台湾医師団の中心は、台湾大学医学部名誉教授の楊照雄先生です。是非、日本の中西医結合医療を含むガン統合医療という同じ志しをもつ医師や病院と連携したいと、この4月始めに台湾医師団と共に来日される予定です。
「日本のガン治療システムは、まだ西洋医学中心のようですが、台湾や中国本土では西洋医学、中国医学、それに中西医結合医療の立場をとる3種類の医師がいます。私どもは中西医結合医療、つまり、ガン治療に漢方薬や代替療法などを取り入れた統合医療の方向に進んでいます。それでこの4月に、日本でこうした医療を実践されている帯津三敬病院の帯津良一先生や北里大学、富山大学などの先生方を訪れ、共同研究をできればと思っています。例えば、抗ガン漢方薬を含めた中西医結合医療という医療モデルは、ガン治療において世界的な趨勢になり、台湾はもちろん、各国の医学界でも取り入れる傾向にあります。こうした中西医結合医療が西洋医学の壁を打ち破ってくれることを期待しているのです」
また、台北医学大学研究では鄧文炳教授を中心とした漢方薬の最先端の分子造影技術によるガン幹細胞の再生医学実験を視察し、台湾では日本と異なり、漢方薬を用いたガン治療の研究が、大学での最先端技術で研究実証されてるほど進んでいることに驚いきました。
台湾医学界を代表する医師のメンバーや、ガン克服患者でもある医師のみなさんなど10名と、漢方と西洋医学を統合する「中西医結合」の現状と展望につて意見を交換してきたのですが、私たちは医師ではありませんが担癌者ジャーナリストの立場から、同じ志に燃える仲間として、国境を越える連帯のメッセージをお返ししておきました。
「私は西洋医学だけではなく、中国医学や代替療法も組み合わせる治療でいのちを拾った患者としては、ガン統合医学のこうした新たな研究、積極的な実践に大いに期待しているわけで、中西医結合医学の先達である諸先生方の話を伺い、大変、勇気をいただきました。この縁を大事にして日台の医学交流に少しでもお役に立ちたいと考えています」と―― |